洋菓子ルモンド

2015年2月6日リニューアルオープンした、創業38年の夕日のまちのお菓子屋さんです。この店は1976年、夕日のとてもきれいな留萌というまちにうまれました。お菓子を通してまちを盛り上げ、この地の美しい情景をお菓子に込め伝えていくべく、ひとりの職人が立ち上がりました。そのお店は、地域に向かい合い、愛され、人々に幸せを運ぼうと努め続けました。そして38年後、その「心」はもうひとりのパティシエの手によって引き継がれ、お菓子作りへの熱い「心」、お客様への感謝の「心」を改めて胸に刻み、留萌の象徴となるべく気概を持って、再び歩みはじめました。留萌の地で先代の「心」を引継ぐ。単に新しいお店を作るのではなく、引継ぎ継続しそして発展させる。これが今回のプロジェクトのキーでした。一新したロゴマークは、正に留萌の「ル」と「心」を表しています。そのロゴを覗くと向こうに初代のロゴが見えます。インテリアのモチーフは伏見稲荷の千本鳥居。商売繁盛を祈願しています。どの地域でも安易に入手できる材料で作り上げました。「心」を引継ぎ、積重ねるかのごとく垂木やケイカル板で組み上げました。西日対策のルーバーにもなっています。38年の間、増えていったお菓子たちもジャンルごと整理し、3つのエリアに再配置しました。カウンターを45度ふることで、エリアを明確に分けました。10坪の中に120品目の商品。みちみちですが、ひとつひとつ際立っています。今までもこれからも変わらず愛されたらと思います。